JOURNAL / SEASONAL NOTES

季節の花便り ー
二十四節気と花

2026年2月14日 ・ 読了時間 5分 ・ 田中 怜
Dried maple leaves and chrysanthemum

日本には、一年を24の季節に分ける「二十四節気」という暦があります。立春、雨水、啓蟄……それぞれの節気には、咲く花や実る草木が結びついています。私たちは作品づくりの際、できるだけこの暦に寄り添いながら花材を選んでいます。

例えば、晩秋の「霜降(そうこう)」の頃には、紅葉した枝物と小菊を合わせることで、季節の移ろいをそのまま器の中に閉じ込めることができます。

Single chrysanthemum on stone

春 ー 儚さを愛でる

桜や菜の花など、春の花材はその儚さこそが魅力です。長くは咲きませんが、その短い時間を大切にする気持ちが、日本の美意識「もののあはれ」に通じています。ドライフラワーに加工することで、その一瞬の美しさを形として残すことも私たちの仕事のひとつです。

Pressed cherry blossom art

暦を暮らしに取り入れる

難しく考える必要はありません。近所の花屋やお庭で、今の季節に咲いている花を一本選んでみるだけで、暦とともに生きる感覚を少しずつ感じられるはずです。Dune Petalの定期便サービスでも、その時々の節気を意識した花材をお届けしています。

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